悪口ばかり言う人とスピリチュアル！本質を見極めて運気を上げるためには

職場の同僚やママ友、旧友…女性ばかりが集まるグループに、必ずひとりはいるのではないでしょうか。

「悪口ばかり言う人。」

誰かを悪く言うことで団結して仲良くなろうとする人、性格がひねくれていて相手の悪いところばかり見てしまう人…今回は、そんな性悪女性の特徴や心理を分析し、スピリチュアル的な視点で解説していきます。

悪口ばかり言う人の末路や対策方法も併せてご紹介。

聞いているこちらの気分をも悪くさせる、悪口…。

「もうウンザリ！」「本当は付き合いたくないけれど、簡単に離れるのが難しい…」と思っているアナタは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

悪口を言う人の特徴と心理を分析

自信がない・自己肯定感が低い

悪口を言う人の特徴として、まず言えることは、「自信がない」「自己肯定感が低い」と言うことです。

誰かと比べることでしか、自分の価値を見出せない人。

自分に自信がないから相手を下げて、「自分の方が優っている！」と無理矢理思おうとしているのです。

悪口を言う人は、他人の悪いところばかりしか見えないのでしょうか。

いいえ、本当はそうではありません。

しかし、他人の良いところを認めてしまうと、自分はダメなんじゃないか、劣っているんじゃないかという気になって、苦しくなってしまうのです。

自分のことが好きで、自信があって、自己肯定感を高く持っている人は、他人の良いところを見つけたら、純粋に「すごいなぁ」「素敵だなぁ」と認めることができます。

でも「自分なんて…」と自信がない人は、自分が持っていないものに対して妬みの気持ちが湧いてきてしまうのです。

自分を認められる人は、他人も認められる。

自分を認められない人は、他人も認めることができないのです。

自分のウサを晴らせるのであれば、ターゲットはだれでもいい

悪口を言う人の心理には、「ウサ（憂さ）が溜まっている」ことも挙げられます。

自分の心に溜まった鬱憤を晴らすための手段として、悪口を言うのです。

そのような人は、ウサを晴らせるのではあれば、「ターゲットは誰でも良い」と思っている場合がほとんど。

周りを見回して、例えばちょっと気が弱そうだったり、調子に乗ってそうだったり、見ていてなんとなく癪に障る相手をターゲットに選び、悪口を言ったり、あるいはイジメをしたりするのです。

悪口を言われた側としては、「どうして私ばっかり悪く言われちゃうんだろう…」「私、何か悪いことしたかな？」ときっと悩んでしまうはず。

しかし、アナタがどんなに悩んでも思い当たる節がない場合、悪口を言う相手は、アナタのことを大した理由もなく、ターゲットにしています。

自分のウサを晴らせるのであれば、誰でも良いのですから。

人生、社会、仕事、自分…。何かしらに対して不満を持っている

悪口ばかり言う人の心理として挙げられるのは「何かしらに対して不満を持っている」です。

アナタが悪口を言われてしまった時に、一つだけ覚えて置いて欲しいこと。

それは、悪口を言われたからと言って、必ずしも相手はアナタに対して不満を抱いているわけではない、ということです。

不満があり、モヤモヤイライラしているのは確かかもしれませんが、仕事や社会に対してだったり、家族や恋人に対してだったり、あるいは自分自身に対してだったりして、アナタに対してではない場合がほとんどでしょう。

とにかく「モヤモヤイライラ」を晴らすために、アナタを八つ当たりの対象にしているのです。

なぜなら、それが一番手っ取り早いから。

「人生が上手くいかない…」「仕事が辛い…」「自分を好きになれない…」これらの悩みは、大きく漠然としすぎていて、そう簡単に解決できるものではありません。

だけど、今、辛くて心が爆発しそうになっているのは確か。

「じゃあ、手っ取り早く、ストレス解消できるのは何か？」と頭が考えたときに、「悪口だ！」と繋がるのです。

人一倍強い劣等感がある

悪口を言う人は、人一倍強い劣等感を持っています。

「自信がない」「自己肯定感が低い」と前項でも述べましたが、とにかく、悪口を言う人は、悪口を言っていないと自分を保つことができないのです。

強い劣等感は、１日や２日で芽生えるものではなく、今まで生きてきた人生に深く関係しています。

もしかしたら、親から兄弟と比べられたり、愛情を思う存分注いでもらえなかったりした過去や、自分自身が否定されて傷ついたトラウマを持っているのかもしれません。

否定されたり、愛されなかったりした経験があると、「自分は価値のない人間なんだ…」と感じたり、他人が羨ましくて仕方がなくなったりして、他人を攻撃したくなってしまうのです。

悪口を言う人チェックリスト

アナタの周りにもきっといるはず…。

いつも誰かの悪口を言っていないと気が済まない人。

悪口で団結しようとする人。いつでも自分が優位に立っていようとする人。

そんな悪口を言う人の特徴をチェックリストにまとめました。

アナタが「もしかして…？」とピンとくることがあったら、その直感は間違いじゃないかもしれません。

以下のチェックリストを参考にして、悪口を言う人かを判断してみましょう。

チェックできる項目が多ければ多いほど、悪口を言う人である可能性が高いです。
□見た目が派手で、クラスにいたら目立つタイプ
□いつも誰かとつるんでいて、一人でいるところを見たことがない
□「友達が〜」などと、友達の話を良くする
□芸能人のゴシップネタに詳しい
□誰がみてもすぐにわかるブランド物を持っている
□人のプライベートなことまで詮索してくる
□さり気なく自慢話をする、マウントをとってくる
□実際に悪口を言っている現場に居合わせたことがある
□目立ちたがり屋のリーダー的存在。男好き。

悪口は波動を下げる！悪口ばかり言うとスピリチュアル的にどう悪いの？

波動は下がる一方で、生命エネルギーは失われ、負のオーラに包まれる

悪口は、言っていて、聞いていて、良い気持ちがするものではありませんよね。

スピリチュアル的にも悪口は、とてもじゃないけど良いものとは言えません。

言えば言うほど、自分自信が下がってしまうからです。

私たちには皆、「波動」があり、目には見えないけれど「オーラ」をまとっています。

生きる喜びや幸せを感じ、夢や希望を持って毎日ハツラツと生きている人はプラスのオーラに包まれ、波動が高くなります。

しかし、その逆で、生きる希望を感じられず、毎日ウジウジして、「どうせ私なんて…」などと荒んだ心で過ごしていると、当然オーラはマイナスに、波動は低くなってしまうのです。

悪口は負のパワーで満ちています。

言うのも、聞くのも、波動は下がる一方で、生命エネルギーは失われ、負のオーラに包まれてしまうでしょう。

運気が下がる

これはスピリチュアルに詳しくない人でも、少し考えればわかることだと思います。

悪口ばかり言っている人の運気が上がると思いますか？

上がるわけありません。

確実に運気は下がる一方でしょう。

スピリチュアルの世界では、「引き寄せの法則」がとても重要視されています。

どんなに辛くても、苦しい状況でも、前を向いて行動する人、諦めずに努力し続ける人、「きっと大丈夫！」と無理してでも明るくいようとする人は、良い気を引き寄せ、運命を切り開くことができるのです。

良い気は、良い波動は、綺麗な心の人、前向きな心の人のもとへ集まるもの。

その逆で、悪い気、悪い波動は、心が汚い人、ネガティブな心の持ち主のところへ集まるのです。

人相が悪くなる

今まさに、悪口を言っている人の顔を見て、「美しい」「可愛い」「キレイだな」などと思う人がどこにいるでしょうか。

口がへの字に曲がり、眉間にシワが寄り、腕組みをしている姿勢は高圧的…。

その姿はお世辞にも「魅力的」とは言えないでしょう。

どんなに元が良くても、悪口を言っている姿は醜いのです。

また、日常的に悪口を言っていると、悪い気に支配され、人相が悪くなります。

顔はよく、「その人の人柄が表れる」と言われていますよね。

まさにその通り。

ココシャネルが「20歳の顔は自然からの贈り物。50歳の顔はアナタの功績。」と言う名言を残したように、年齢を重ねれば重ねるほど、その人の性格が顔に表れるのです。

スーパーで買い物をしている時ふと目についたおばさん…。

飲食店でたまたま隣の席に居合わせたおじさん…。

目つきが悪く、口角は下がりまくって「怖いな…」「あの人性格悪そうだな…」と思った経験がアナタにもありませんか？

その人は、日頃から色々な不満を垂れて、自分のことは棚に上げ、他人を悪く言っているに違いないでしょう。

悪い言葉ばかりを口にしていると、顔も悪くなってしまうことを覚えておいてください。

ハッピーオーラがなくなる

悪口ばかりを言っていると、ハッピーオーラがなくなります。

オーラは人には見えるものではありませんが、アナタも周りの人を見て、「あの人幸せそうだなぁ」とか、「あの人はいつも楽しそうにしているから、きっと人生満たされているんだろうなぁ」とか、感じた経験がきっとあるでしょう。

そしてアナタも同じように周りから、滲み出るオーラで判断されているのです。

いつも幸せそうにしていて、ハッピーオーラで溢れた人と、いつも表情が暗く、不幸そうにしている人、アナタはどちらの人を魅力的に感じ、仲良くなりたいと思いますか？

ほぼ全ての人は、前者を選ぶでしょう。

ハッピーオーラは、この世で明るく楽しく、周りの人とコミュニケーションを取りながら元気に生活していく上で欠かせないもの。

悪口を言っていると、ハッピーオーラはどんどん減少し、やがてネガティブオーラを放つようになってしまうのです。

どんより暗く、マイナスなオーラを放つ人のところには誰も近寄りませんし、何よりアナタ自身、生きていることに楽しさを見出せず、どんどん悪循環にハマってしまいます。

悪口を言っていて良いことなど、一つもないのです。

悪口ばかり言う人のスピリチュアルな運勢とは

未来は暗い方へ暗い方へ

悪口ばかり言う人の未来は、きっとアナタにも見えているのではないでしょうか。間違いなく、暗い方へ、暗い方へ進んでいくでしょう。

スピリチュアルの世界では、幸せになるためには、幸運を呼び寄せるためには、「自分の心の持ちようが大切」であると考えられています。

いつでも何かしらに不満を持っていて、悪態をついてばかりいる人。

こういう人は皆、自分のことは棚にあげ、自分に起こる悪いことは全て周りのせいにします。

自分自身と向き合うということをせず、誰かのせいにしてばかりいることは、全く魂の成長になりませんし、そんな人に幸運や、良い運気が廻ってくるとは、到底ありえない話なのです。

幸せも、不幸も、宇宙を通して回っています。

良い行い、良い心の持ち方をしている人には良い運気が巡ってきますし、悪い行い、悪い心の持ち方しかできない人のところには、残念ながら悪い運気しか巡ってこないのです。

カルマ（業）の法則で、全部自分のところへ還ってくる

スピリチュアルに詳しい人は「カルマ（業）」という言葉をご存知かもしれません。

カルマとは、サンスクリット語で「行い」、または行為の結果として蓄積される「宿命」という意味を持ちます。

スピリチュアルには「カルマの法則」があることをご存知でしょうか。

魂が輪廻転生していく中で、良い行いを積み重ねていくと、この先の人生で良いことが起こり、逆に悪い行いばかりしていると、この先肉体が滅びて新しい肉体へ生まれ変わっても、悪いことばかりが起きるようになっているのです。

「因果応報」と言い換えることもできるでしょう。

完璧な人間は誰もいませんが、たとえ「誰も見てないから」とか「みんなやってるから」などという理由でも、悪い行いに違いはありません。

誰も見ていなくても、お天道様だけは見ているのです。

負のエネルギーをぶつけている

悪口を言う人は、「近寄るな、キケン！」です。

なぜなら負のエネルギーのかたまりだから。

軽々しい気持ちで近づいて、悪口を聞かされたりしたものなら、負のエネルギーを前面から受けなければならなくなり、アナタ自身がマイナスなエネルギーに冒されてしまうでしょう。

たとえアナタに友達がいなくて、「ひとりで寂しい」などと思っていたのだとしても、悪口を言う人と仲良くなるくらいなら一人でいましょう。

悪口を言う人は、たいてい他の人にも悪口を言っています。

人の悪いところしか見えないのですから、仲良くなったアナタのことだって、別の誰かに悪口を言いふらす可能性だってあるのです。

言霊として返ってくる

スピリチュアルの世界では、発する言葉を非常に大切にしています。

「言葉は言霊」ということわざを、きっとアナタも聞いたことがあるでしょう。

言葉には魂が宿っていて、「アナタが発した言葉は、言葉通りの結果を表す」と言われているのです。

その法則にのっとって考えると、発した悪口は言霊になり、とてつもなく大きな負のエネルギーになります。

そしてやがて、言った本人の元へ還ってくるでしょう。

言葉の力は偉大です。

どんなに辛くても、悲しくても、苦しくても、せめて発する言葉だけでもポジティブを心がけることができたなら、運勢も未来も、必ず明るいものになってくるのです。

負のエネルギーで満たされた悪口を言っていても、その先の未来が明るいとは言い難いでしょう。

悪口を言う人の末路って？幸せになれないって本当？

気持ちは晴れるかもしれないけれど、オーラは穢れる

悪口を言う人の末路が幸せに通じているかと言ったら、答えは「N O」。

幸せになどなれるはずがないでしょう。

確かに、悪口を言っている時は、脳から興奮ホルモンが分泌され、晴れ晴れとした気持ちになるかもしれません。

しかし、その代償は非常に大きいです。

運気や波動は下がり、オーラは穢れ、最終的には全て自分に還っていくでしょう。

スピリチュアルでは、「全ての行いは繋がっている」と言われています。

宇宙とアナタとで、循環して成り立っているのです。

「自分のした行いは、必ず自分に還ってくる」と言うことわざがありますが、それは間違いではありません。

悪口は、自分で自分を落とす行為に他ならないのです。

未来は暗い。すべてマイナスのことが起きる

悪口を言う人の未来は明るいでしょうか。

いいえ、明るいはずがありません。

完璧な人間などいないのに、自分のことは棚にあげ、人の良いところを見れず、悪いところばかりを指摘し、悪く言う人の未来は暗いです。

「人を呪わば穴ふたつ」と言うことわざがあります。

「誰かを呪うと、その人も言った自分も穴に落ちてしまう」と言う意味です。

悪口を言ったからと言って、何か状況が改善されることはありません。

ただただ皆が嫌な気持ちになるだけ。

全く無意味な行動と言えるでしょう。

悪口を言った人は、ネガティブなものばかりを引き寄せてしまいます。

人生においての全てがうまくいかないので、さらにムシャクシャして、また悪口を言う…するとまたネガティブなものを引き寄せてしまって…。

まさに負のループに陥ってしまうでしょう。

自分も悪口を言われる

「自分のした行いは、必ず自分に還ってくる」と言うことわざがあると、前項でも述べました。

悪口もそう。

言うと必ず最終的には自分の元へ、還ってくるのです。

きっとアナタも学生の頃に、経験したり、光景を目にしたことがあるのではありませんか？

昨日までグループの中心にいて、人の悪口ばかり言っていた人が、ある日突然仲間外れにされて、今まで悪口を言っていた人たちから悪口を言われるようになってしまったことを。

全ての人から好かれる人などいません。

絶対的な存在なんて、どこか知らない絶対王政の国の王様くらいです。

今日悪口を言っている人が、明日は悪口を言われる立場になるなんてことは、どこにでもあることでしょう。

地球が回っているように、生命エネルギーが循環しているように、悲しきかな、悪口も回っているのです。

スピリチュアルの摂理から言うと、自分が悪口を言えばなおのこと、言われる確率も上がるでしょう。

きちんとした人間が離れていく

アナタは悪口ばかり言う人と仲良くなりたいと思いますか？

普通の感覚を持った人なら、まず思わないはずです。

つまりは悪口を言うと、きちんとしたまともな人間は離れていくでしょう。

なぜなら、誰もそのような人と一緒にいたいなんて思わないし、誰もその人と同じ卑劣な人間だと思われたくないからです。

悪口ばかり言う人は、きっと他でも同じように言っていることが分かるでしょう。

そんな人、とてもじゃないけど信頼できません。

信頼できないと、たとえ仲良くなったとしても、「他の場所で私のことを悪く言っているかもしれない」「明日には手のひらを返されたように嫌われるかもしれない」などと、安心した人間関係を築くことができないでしょう。

そんな人からは、自然とみんな距離を置き、離れていくのです。

「類は友を呼ぶ」で、同じような人間が寄ってくる

悪口ばかり言う人にも友達はいます。

なぜなら、悪口には悪魔的な力があるから。

他の誰かのことを一緒になって悪く言うことで、自分の方が優位に立った気になれたり、「自分はひとりじゃない」と思えるような団結力や安心感が増すからです。

しかし、悪口を言うことを「良くないことだ」「気分が悪い行為だ」「運気が下がることだ」と、知っている人は、そのような人に自分からは近づきません。

まず、悪口を言うような人になんの魅力も感じないのです。

「類は友を呼ぶ」と言うことわざの通り、悪口を言う人の元には同じように、自信がなかったり、満たされていない、寂しい心の持ち主しか集まりません。

寄ってたかって悪口大会をして、いっとき心は晴れるかもしれませんが、結局心は満たされず、運気は下がり、口角も下がり、不満は増え、悪循環としか言えないでしょう。

悪い気が体に溜まって病気になる可能性も

悪口を言い続けて、何か自分のプラスになることがあるでしょうか。

あるわけがありません。

悪口は、百害あって一利なし。

相手を下げようとすることで、逆に自分が落ちてしまう、非常に残念な行為です。

悪口を言っている時の顔は鬼の形相のように醜くなり、心にはどんどんヘドロのような汚いものが溜まっていきます。

つまり、顔も、心も、全てが汚く、醜くなっていくのです。

そんな体の状態が長い間続くと、病気になってしまう可能性もありますから心配です。

悪口を言うこと自体が、なんらかの病気と直結しているわけではないですが、心と体は繋がっています。

心の穢れが、体に影響を及ぼし、「なんとなく怠い…」「朝起きると頭痛がする…」などと、体の不調に繋がることがあるのです。

悪口は、誰かに話したところで発散されるわけではありません。

むしろ、言えば言うほど自分の中に蓄積されてしまう、たちの悪いものです。

体に、心に、溜めておいたら、やがて心身を滅ぼしてしまう恐れもある、怖いものなのです。

人に迷惑をかけ、最終的には嫌われる

悪口を言う人の末路は、「嫌われる」この一言に尽きるでしょう。

この世の全ては、自分がしたことは全て自分に還ってくるように決まっていますから、悪口を言っていると、最終的には自分が言われる立場になってしまうのです。

誰かのことを悪く言う話は、誰が聞いたって、気分が良いものではありません。

同類同士であれば、楽しく盛り上がる話題の一つになるのかもしれませんが、善良な感覚を持った人にしてみれば、一刻も早くその場から離れたいと感じる、不快な話題でしょう。

そんな不快な話ばかりする人のもとからは、自然と人は離れていくもの。

聞かされた人は、その後もしばらくずっとモヤモヤして、だんだんイライラし、また別の誰かにこの行き場のない不快感をぶつけたくなってしまうのです。

悪口は負の連鎖。

負のパワーが圧倒的なため、善良な感覚の持ち主さえも、時に悪口を言いたくさせてしまうのです。

悪口ばかり言う人に対してどう対処したらいい？

話の論点をずらし、悪口を言えない状況にする

普通に雑談をしていただけなのに、いつの間にか雑談が悪口になっていた、と言う経験がアナタにもきっとあるはずです。

悪口は聞いているだけで気分が悪くなりますし、運気が下がってしまうならなおさら、できるだけ聞きたくないですよね。

そんな時の対処法として、「話の論点をずらす」ことは非常に効果的でしょう。

例えば、同僚と何気ない会話をしている時、相手が同じ職場の若くて可愛い女性の悪口を言ってきたとします。

「〇〇さんって、上司に気に入られるために色目使ってるよね〜」とか、「自分では絶対可愛いって思ってるけど、実際そうでもないよね〜」とか。

そこでアナタが話に食いついてしまうと、相手の悪口はどんどんエスカレートして、アナタの運気も急降下です。

そうならないためにも、話の内容が悪口に移行しそうな段階で察知して、論点をずらしましょう。

あからさまに話を逸らそうとすると、それはそれで不自然ですから、「そうなんだ〜」などと相槌を打ちながらも、「そういえば、〇〇さんの住んでる最寄り駅にある〇〇っていうパン屋知ってる？絶品でさ〜」とか、「ところで職場のメイクとプライベートのメイクって変えてる？」とか、その話題と関係ない話題をいきなりぶっ込むのではなく、微妙に内容を被せた話題を出すことで、話をうまくすり替えることができます。

話の論点がズレると、さすがの相手も、悪口を言える状況ではなくなるでしょう。

相手の自信のある分野を褒める

悪口ばかり言うのは、心が満たされていないしるしです。

周りにいる恵まれた人が羨ましくて、妬ましくて、誰かを攻撃したり、蔑むことでしか、自分を保つことができないのです。

悪口を言う人の心理の根本の部分には、「認められたい」「褒められたい」「必要とされたい」などという、満たされない承認欲求がこびりついています。

悪口を聞きたくないと思ったら、相手が「本当に求めていること」をしてあげましょう。

悪口ばかり言う人は、本当は、ただ聞いてほしいわけではないのです。

褒められ、認められ、必要とされたいのです。

悪口ばかり言う人を褒めるなんて癪、「お世辞でも嫌だわ」などと思うかもしれません。

それでももしアナタに心の余裕があるのなら、いっときの我慢で、相手の悪口がおさまる可能性があります。

上辺だけの言葉でかまいませんので、相手の自信のある分野を褒めてあげましょう。

人間誰にでも、探せば一つくらい得意だったり、自信があるところがあるはずです。

例えば「〇〇さんって、肌がキレイだよね！化粧品なに使ってるの？」とか、「〇〇さんって頭の回転早いよね！」とか、思わず嬉しくなってしまうようなことを言ってあげると、さすがの相手も、悪口を言いたい気持ちなどどこかに行ってしまうでしょう。

質問をたくさんして、良い気持ちにさせる

悪口ばかり言う人の対処法として、「相手を良い気持ちにさせる」ことも効果的です。

悪口を言う人は、まず心が満たされていません。

心が満たされれば、人のことなどどうでも良くなり、悪く言うこともなくなるでしょう。

ここは一つ、アナタが大人になり、相手にたくさん質問をして、良い気持ちにさせてあげてください。

前項でも述べましたが、誰もが皆、最初から悪口を言いたい訳ではありません。

自信がなく、満たされない承認欲求があるから、誰かを悪く言うのです。

相手が自信を持っていそうな分野や、興味のありそうなことに対して質問してあげると、相手は良い気持ちになって、ペラペラ話始めるでしょう。

アナタは「そうなんだ〜！」「すごいね！」などと、話半分に、自分のストレスにならない程度に聞いてあげましょう。

これはこれで、アナタの気持ちはウンザリしてしまうかもしれませんが、悪口を聞くよりは、運気が下がりません。

少しずつ距離を置く

基本的に悪口を言う人は、アナタの前だけでなく、別のところでも言っています。

アナタのいないところでは、アナタの悪口を言っている可能性もあるのです。

そんな風に悪口ばかり言う人とは、あまり一緒にいたくないですよね。

しかし、突然無視したり、連絡を途絶えさせたりしてしまうと、それはそれで相手の神経を逆撫でし、悪口のターゲットにされてしまう可能性があります。

離れる時は、できるだけ穏便に、少しずつ、距離を置いていくと良いでしょう。

例えば、今までは毎回出ていた電話を、３回に１回は出ないようにしたり、遊びの誘いを断ったり。

自分の情報をあまり話さないようにしたりと相手が気づかないくらいに少しずつ、少しずつ、距離をおいていくのです。

物理的に触れ合う時間が減ってくると、その分悪口を聞かされる機会も減るでしょう。

かわいそうな人だと思うようにする

悪口を言う人は気づいていないかもしれませんが、問題は悪口の標的にあるのではなく、結局その人の中にある場合がほとんどです。

心が満たされていない。

自信がない。

寂しい。

羨ましい。

孤独。

そんな気持ちがあるから、誰かのことを悪く言って、自分がその人より上にいると思おうとするのでしょう。

悪口を言う人は、実はとってもかわいそうな人なのです。

悪口を言う人のことを真っ向から受け止めて、諭そうとしたり、気持ちを分かろうと努力することは、悪いことではないかもしれませんが、はっきり言ってとても疲れます。

アナタ自身が疲れて、壊れてしまうのであれば、まともに相手することはないでしょう。

自分を変えることだって難しいのですから、人を変えることなどできません。

だったら「あの人はかわいそうな人なんだ」と、近づかないようにすることが一番でしょう。

悪口ばかり言う人は結局運気が下がる！マイナスなエネルギーは遠ざけて吉

悪口は言っていて、良いことなど一つもありません。

心が晴れるとか、モヤモヤがスッキリするのなんてほんのいっとき。

自らマイナスなエネルギーを増大させてしまい、やがては自分に還ってきます。

まさに負のループに陥ってしまうでしょう。

悪口を日常的に言っている人がいたら、すぐに離れた方が良いです。

悪口のターゲットにされたり、愚痴の吐け口として利用されてしまう危険性があるからです。

そんな人からどうしても好かれてしまうような時は、適度な距離感を保ち、悪口になりそうな雰囲気を察知したら話の論点をずらすなどして、悪口の話題にならないように意識しましょう。

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